岡崎駅南土地区画整理事業では、2025年9月12日に換地処分が公告され、翌9月13日から町名・字名・地番が変更されました。道路や公園、宅地の骨格は整いましたが、事業の施行期間は2030年度までです。
つまり現在は「換地処分を迎えた=すべての事業が終了した」という段階ではありません。不動産の売却・建築では、新しい地番、地区計画、現在の土地形状・接道を基準に確認する必要があります。
換地処分は2025年9月12日
岡崎市公式情報では、岡崎駅南土地区画整理事業は2025年9月12日に換地処分を公告し、翌13日から新しい町名・字名・地番へ移行しました。施行面積は約41.17haです。
新しい町名には、柱西一・二丁目、針崎西一・二丁目、若松西一・二丁目などがあります。
換地処分後も事業期間は2030年度まで
市が公表する施行期間は2009年度~2030年度です。2024年度末の事業進捗率は事業費ベースで92.2%とされています。
換地処分は大きな節目ですが、清算や残工事などを含めた事業全体の施行期間とは別です。
昔の資料と現在の地番が違うことがある
区画整理前から土地を所有している場合、過去の売買契約書、固定資産税資料、測量図、相続資料などに旧町名・旧地番が残っていることがあります。
売却や相続の前には、市が公開する新旧対照図や換地図などを使い、現在の土地との対応関係を確認しておくと整理しやすくなります。
76条許可は現在の対象一覧から外れている
土地区画整理法76条の建築行為等の許可は、原則として換地処分公告までの制限です。岡崎市が2026年7月に更新した現在の申請対象一覧には、岡崎駅南土地区画整理事業は掲載されていません。
ただし、建築時の確認が不要になったという意味ではありません。用途地域、地区計画、道路、敷地条件などは別途確認が必要です。
岡崎駅南地区計画は引き続き確認が必要
岡崎駅南地区には地区計画があり、区域ごとに土地利用や建築物に関するルールがあります。土地を購入・売却・建築する場合は、用途地域だけでなく地区計画への該当も確認してください。
区画整理済み=一律に高く売れるわけではない
道路・公園・街区が整備されたことは地域条件の一つですが、区画整理されたことだけで個別の土地価格が決まるわけではありません。
同じ地区内でも、JR岡崎駅までの距離、接道方向、間口、土地形状、用途、周辺建物、駐車配置などによって利用しやすさは変わります。
売却前に確認したい6点
- 現在の町名・地番と登記内容
- 換地後の土地面積・形状
- 前面道路・接道・間口
- 用途地域と岡崎駅南地区計画
- 境界・測量関係資料
- 現在売却した場合の価格・手取り見込み
旧地番しか分からない場合や換地関係資料が手元に残っている場合でも、それらを捨てずに現在の土地情報と照合することが重要です。



