岡崎市康生通南二丁目56番1で、中電不動産株式会社による鉄筋コンクリート造15階建て・82戸の分譲マンション計画が進められています。岡崎市の公表では2028年3月竣工予定です。

建設地は、2025年3月まで「アクアガーデン迎賓館 岡崎」が営業していた場所です。計画は岡崎市の優良建築物等整備事業に位置付けられ、高層オール電化のZEH-M Readyを採用する計画です。

康生通南プロジェクトの概要

  • 所在地:岡崎市康生通南二丁目56番1
  • 事業者:中電不動産株式会社
  • 敷地面積:2,017.9㎡
  • 構造:鉄筋コンクリート造15階建て
  • 総戸数:82戸
  • 建物仕様:ZEH-M Ready
  • 用途:分譲マンション
  • 竣工予定:2028年3月

ZEH-M Readyは、再生可能エネルギーの導入、省エネ設備、断熱性能向上などにより、建物全体の基準一次エネルギー消費量を50%以上削減する水準です。

QURUWA地区内の優良建築物等整備事業

建設地は、東岡崎駅、乙川、中央緑道、籠田公園、りぶら、岡崎城公園などをつなぐQURUWAエリア内にあります。岡崎市は公共空間の整備と民間活用を組み合わせた中心市街地のまちづくりを進めています。

今回のマンション計画もその地域内で進む一つの事業ですが、QURUWA地区にあることや新築マンションが建つことだけを理由に、周辺不動産の価格上昇を断定することはできません。

2026年4月から康生通南の一部で景観ルールが追加

岡崎市は2026年4月1日に景観計画を変更し、中央緑道周辺地区景観形成重点地区を追加しました。康生通南の一部では、建築物や工作物の工事に際して景観協議・届出が必要になる場合があります。

また、岡崎市の建築敷地事前調査ページでは「康生通南二丁目56番」が建築協定区域として掲載されています。周辺で建替えや新築を検討する場合は、対象地がどの区域・ルールに該当するかを個別に確認する必要があります。

周辺不動産は開発計画と個別条件を分けて見る

康生通南やQURUWA地区で不動産を売却・保有するときは、新しいマンション計画だけで判断せず、対象物件そのものの条件を確認することが重要です。

  • 東岡崎駅までの実際の徒歩動線
  • 前面道路・接道・車両出入り
  • 土地の間口・形状
  • 用途地域・建ぺい率・容積率
  • 景観形成重点地区や建築協定の該当状況
  • 建物の築年数・修繕状況
  • マンションなら管理・修繕積立金・駐車場条件
  • 店舗なら入口・歩行者動線・営業時間条件
  • 賃貸物件なら現行賃料・稼働率・修繕負担

「2028年完成まで待てば高く売れる」とは限らない

2028年3月は現時点の竣工予定であり、工事スケジュールは変更される可能性があります。また、完成を待つ間には固定資産税、管理費、修繕、空室、建物の経年などの保有負担も生じます。

売却時期を検討する場合は、現在売却した場合の手取りと、保有を続ける場合の費用・収益・リスクを比較する方が実務的です。周辺開発の完成時期だけを基準に判断しない方がよいでしょう。

関連情報

参考情報