QURUWA(くるわ)は、岡崎市中心部の一つの施設名ではありません。名鉄東岡崎駅、乙川、桜城橋、中央緑道、籠田公園、りぶら、岡崎公園などを約3kmの回遊動線でつなぐ街づくりです。
2026年度からは「乙川リバーフロントQURUWA戦略地区(第3期)」が始まり、2030年度までの5年間で、公民連携による公共空間活用、駅を生かした街づくり、回遊性向上などを進める計画です。
QURUWAは約3kmの回遊動線
岡崎市は、東岡崎駅から乙川河川緑地、桜城橋、中央緑道、籠田公園、りぶら、岡崎公園などをつなぐ中心市街地の主要な回遊動線をQURUWAと位置付けています。公園や橋を単独で整備するのではなく、人が歩き、滞在し、街を巡る流れをつくることが大きな特徴です。
2026~2030年度はQURUWA第3期
岡崎市が2026年6月に更新した都市再生整備計画では、第3期の計画期間は2026年度~2030年度、対象面積は157.2haです。
- 快適で歩いて楽しい回遊動線の実現
- 東岡崎駅など交通結節点を生かした街づくり
- 公共空間の再構築
- 公民連携による交流・体験・にぎわいの創出
第1期・第2期で整備して終わった事業ではなく、現在も次の段階へ進んでいる街づくりとして見る必要があります。
2026年はホテル等民間収益施設の誘致も進行中
岡崎市はQURUWA戦略の公民連携事業として、ホテル等民間収益施設の誘致を進めています。2026年10月26日時点の公式スケジュールでは、10月29日に提案審査、11月上旬に優先交渉権者の決定・公表予定です。供用開始は2028年度以降とされています。
現時点では事業者選定前なので、具体的な施設内容や完成形を確定事項として扱うことはできません。
籠田公園・桜城橋・乙川はQURUWAを構成する拠点
籠田公園は2019年にリニューアル、桜城橋は2020年に完成しています。乙川河川緑地を含め、これらはQURUWAの回遊を支える公共空間です。
重要なのは「新しい施設がある」ことだけではなく、実際にどこから人が来て、どの道を歩き、どこで滞在しているかを見ることです。
QURUWA=周辺不動産価格上昇ではない
岡崎市はQURUWA戦略で中心市街地の魅力やエリア価値の向上を目標に掲げていますが、これは個別の土地・建物の価格上昇を保証するものではありません。
QURUWA周辺の不動産では、対象地が主要な歩行者動線に面しているか、車で出入りしやすいか、用途地域・接道・駐車条件がどうかなどを個別に確認する必要があります。
個別不動産で確認したい5点
- 東岡崎駅や主要拠点までの実際の徒歩ルート
- 前面道路・接道・車両の出入り
- 用途地域・建ぺい率・容積率などの建築条件
- 店舗なら実際の歩行者動線と視認性、住宅なら生活環境
- 乙川周辺では最新の洪水ハザード情報
「QURUWA内だから店舗向き」「街づくりが進んでいるから売却を待てば高くなる」と先に結論を置かず、その土地・建物自体の条件と現在の需要を分けて見ることが重要です。
所有者は売却・保有・活用を現在条件で比較
QURUWA周辺に土地や建物を所有している場合は、将来計画だけに期待するのではなく、現在売却した場合の手取り、年間保有コスト、賃貸・事業利用の可能性、建物修繕費などを同じ時点で比較すると判断しやすくなります。



