株式会社ネオジャパンの名古屋営業所が、名古屋市中村区の名駅南へ移転しました。

新住所は「名古屋市中村区名駅南二丁目14番19号 住友生命名古屋ビル15階」で、2026年9月1日から新拠点で営業を開始しています。

今回の発表で注意したいのは、名古屋への「新規進出」や「営業所新設」ではなく、既存の名古屋営業所の移転であることです。

この記事では、移転先や営業開始日だけでなく、移転先となった住友生命名古屋ビル、名駅南エリアのまちづくり、事業用不動産を見る際のポイントまで整理します。

この記事で分かること

  • ネオジャパン名古屋営業所の新住所と営業開始日
  • 今回が新規開設ではなく既存営業所の移転であること
  • 移転前と移転後の所在地
  • 住友生命名古屋ビルの概要
  • 名駅南で進められているまちづくり
  • 企業の営業所移転を不動産の視点から見るときの注意点

先に結論|ネオジャパン名古屋営業所は2026年9月1日に名駅南へ移転

株式会社ネオジャパンは、2026年9月1日、名古屋営業所を名駅南二丁目の住友生命名古屋ビル15階へ移転しました。

公式発表による移転概要は次のとおりです。

項目内容
会社名株式会社ネオジャパン
拠点名古屋営業所
新住所愛知県名古屋市中村区名駅南二丁目14番19号 住友生命名古屋ビル15階
営業開始日2026年9月1日
最寄り名古屋駅
公式案内のアクセス名古屋駅から徒歩10分
電話番号052-300-2273
扱い既存名古屋営業所の移転

ネオジャパンは移転の目的について、「中部エリアにおける事業拡大」と「販売パートナーへの営業支援強化」と説明しています。

したがって、今回のニュースを「名古屋市中村区への新規営業所開設」と扱うのは正確ではありません。

移転前はJPタワー名古屋21階

ネオジャパンの過去の公式資料では、名古屋営業所は「名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 JPタワー名古屋21階」に置かれていました。

つまり今回の移転は、大きく見ると、

「名駅一丁目・名古屋駅前」から「名駅南二丁目」への営業拠点移転

となります。

同じ名古屋市中村区、同じ名古屋駅周辺でも、名駅一丁目と名駅南二丁目では街の性格や周辺建物の構成が異なります。

ただし、ネオジャパンは移転理由として賃料やオフィス面積、建物設備などを公表していません。

「コスト削減のため」「オフィスを拡張するため」などと推測することはできない点には注意が必要です。

移転先の住友生命名古屋ビルはどのような建物?

移転先となった住友生命名古屋ビルは、名駅南二丁目にある大規模なオフィスビルです。

住友生命の公式賃貸ビル情報では、次のような概要が確認できます。

項目内容
所在地名古屋市中村区名駅南2-14-19
用途事務所
規模地上26階・地下3階・塔屋1階
構造鉄骨造
竣工1974年5月
改修2005年9月
駐車場平面151台

建物所有者側の案内でも、JR・名鉄・近鉄・地下鉄などの名古屋駅から徒歩10分とされています。

今回ネオジャパンが入居したのは15階です。

新築オフィスビルへの入居ではなく、既存の大型オフィスビルへの営業所移転という点も、今回のニュースを理解するうえで押さえておきたいところです。

なぜ「名駅南」という場所も見ておきたいのか

今回の移転は一企業の営業所移転ですが、不動産の視点では「名駅南」という所在地にも注目できます。

名古屋市は2024年3月に「名駅南まちづくり方針」を策定しています。

名駅南を、名古屋駅だけでなく柳橋、ささしま、伏見・栄・大須など周辺エリアをつなぎ、都心部の回遊性を高める重要なエリアと位置付けています。

具体的には、

  • 歩いて回りやすい街づくり
  • 公民の投資による街の再生
  • 民間活力を生かしたにぎわいづくり
  • 企業・住民・学生などが関わる地域形成

などが方針として示されています。

2025年度以降も、名駅南通や三蔵通などで歩行空間・滞在空間を活用する取り組みが進められています。

ただし、ネオジャパンの移転と名古屋市のまちづくり施策に直接的な関係があると公表されているわけではありません。

「まちづくりが進んでいるからネオジャパンが移転した」と結び付けることは避ける必要があります。

営業所移転を「地域の不動産価格上昇」と結び付けない

企業の営業所や店舗が移転・開設すると、

「周辺の地価が上がるのではないか」

「オフィス需要が急に増えているのではないか」

と考えたくなるかもしれません。

しかし、一社の営業所移転だけから地域全体の不動産価格や賃料動向を判断することはできません。

事業用不動産を見る場合は、個別の移転ニュースだけではなく、

  • オフィス空室率
  • 募集賃料
  • 新規オフィス供給
  • 企業の移転・撤退
  • 建物の築年数
  • 駅からの距離
  • 建物設備
  • 駐車場
  • 周辺再開発
  • 土地の用途地域・容積率

などを合わせて確認する必要があります。

今回の移転は、「名駅南で企業の営業拠点として使われている具体的な事例」の一つとして見るのが適切です。

名古屋駅周辺の事業用不動産は「駅徒歩」だけで判断できない

名古屋駅周辺で土地やビルを所有している場合、「名古屋駅から何分か」は重要な条件です。

しかし、事業用不動産では駅距離だけでは判断できません。

たとえば事務所を探す企業であれば、

  • 来客の多さ
  • 従業員の通勤方法
  • 必要な床面積
  • オフィスレイアウト
  • 駐車場の必要台数
  • 建物の管理状態
  • セキュリティ
  • エレベーター
  • 賃料・共益費
  • 契約条件

なども比較します。

同じ「名古屋駅徒歩10分」でも、小規模ビルと大規模オフィスビルでは想定されるテナントが違います。

土地や建物を売却・賃貸する際も、「名駅だから価値がある」で終わらせず、誰がどのように利用できる物件なのかを整理する必要があります。

名駅南に土地・ビルを所有している人が確認したいこと

名駅南や名古屋駅周辺に事業用不動産を所有している場合、周辺企業の移転情報は参考になります。

ただし、自分の不動産の売却・賃貸・建替えを判断する際には、まず物件そのものを確認することが先です。

主に確認したいのは、

  • 現在の土地・建物用途
  • 現在のテナントと賃貸借契約
  • 賃料と維持管理費
  • 土地面積・間口・形状
  • 接道する道路
  • 用途地域
  • 建ぺい率・容積率
  • 建物の築年数
  • 修繕履歴
  • 耐震性
  • 建替えた場合の利用可能性
  • 現在の建物を活用できる可能性
  • 売却した場合に想定される買主

などです。

特に事業用不動産では、「土地としての価値」と「現在の建物を収益物件として保有する価値」が一致しないことがあります。

すぐに解体や売却を決めず、現状利用、賃貸継続、建替え、売却などを比較してから判断する方が整理しやすくなります。

既存ビルへの企業移転から考えられること

住友生命名古屋ビルは1974年竣工の建物ですが、今回、上場企業であるネオジャパンの営業所移転先となりました。

この事実から分かるのは、「築年数が古い=企業の事務所需要がない」と単純には判断できないということです。

事業用建物は、築年数だけでなく、

  • 立地
  • 建物規模
  • 管理状態
  • 改修履歴
  • フロアの使いやすさ
  • アクセス
  • 駐車場
  • 賃貸条件

などを含めてテナントから評価されます。

一方で、今回の入居事例だけから「築古オフィスなら貸せる」と一般化することもできません。

事業用不動産は住宅以上に、建物ごとの条件と想定テナントを切り分けて考える必要があります。

名古屋市中村区の不動産を考える場合は地域ごとに分けて見る

中村区には、名古屋駅・名駅の大規模商業・業務エリアがある一方、中村公園や岩塚方面には戸建住宅や共同住宅が多い地域もあります。

そのため、「名古屋市中村区」という区単位だけで不動産需要を判断することはできません。

名駅・名駅南周辺では事務所、店舗、ホテル、収益不動産、再開発などの視点が重要になる一方、住宅地では道路、間口、土地形状、駐車場、建築条件などがより重視される場合があります。

名古屋市中村区で不動産を所有している方は、地域全体のニュースと、自分の物件固有の条件を分けて確認することが大切です。

ヒロセット不動産への相談について

企業の移転、店舗の出店、再開発などのニュースを見ると、「自分が持っている土地や建物にも影響があるのでは」と感じることがあります。

しかし、不動産の売却・賃貸・活用を決める際は、周辺ニュースだけでは判断できません。

ヒロセット不動産では、まだ売却すると決めていない段階でも、

「今の建物をそのまま貸せるのか」
「土地として売った場合はどのような買主が考えられるのか」
「建替えと売却のどちらを比較すべきか」
「現在の賃貸収入を維持した方がよいのか」

といったところから状況を整理できます。

名古屋市中村区・名古屋駅周辺を含め、土地、ビル、店舗、事務所、収益物件などについて迷っている場合は、売却を前提にせず、まず物件の条件と選択肢を整理してみると判断しやすくなります。

まとめ|ネオジャパン名古屋営業所は名駅一丁目から名駅南二丁目へ移転

株式会社ネオジャパン名古屋営業所は、2026年9月1日から名古屋市中村区名駅南二丁目の住友生命名古屋ビル15階で営業を開始しました。

今回は名古屋への新規進出ではなく、既存営業所の移転です。

ネオジャパンは、中部エリアでの事業拡大と販売パートナーへの営業支援強化を移転目的として公表しています。

名駅南では名古屋市によるまちづくりも進められていますが、一社の営業所移転だけで地域の地価やオフィス需要を判断することはできません。

周辺に不動産を所有している場合は、ニュースだけを見るのではなく、自分の土地・建物の用途、道路、建物状態、賃貸状況、想定利用者まで整理することが次の一歩になります。

よくある質問

Q1.ネオジャパン名古屋営業所はいつ移転しましたか?

2026年9月1日から新しい名古屋営業所で営業を開始しています。株式会社ネオジャパンが同日、公式に移転を発表しています。

Q2.ネオジャパン名古屋営業所の新住所はどこですか?

愛知県名古屋市中村区名駅南二丁目14番19号、住友生命名古屋ビル15階です。公式案内では名古屋駅から徒歩10分とされています。

Q3.名古屋営業所は新しく開設されたのですか?

いいえ。今回の発表は既存の名古屋営業所の移転です。ネオジャパンは2019年から名古屋営業所を設置しており、以前はJPタワー名古屋21階に所在地がありました。

Q4.住友生命名古屋ビルは新築ですか?

新築ではありません。住友生命の公式情報では1974年5月竣工、2005年9月改修とされています。地上26階・地下3階の大規模オフィスビルです。

Q5.ネオジャパンの移転で名駅南の不動産価格は上がりますか?

今回の移転だけを根拠に価格上昇を判断することはできません。不動産価格や賃料は、立地、用途、建物、需給、周辺開発、賃貸市場など複数の条件を確認する必要があります。

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参考情報

株式会社ネオジャパン「名古屋営業所移転のお知らせ」
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住友生命「住友生命名古屋ビル」
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名古屋市「名駅南地区のまちづくり」
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※移転先・営業開始日・建物情報などは2026年9月13日時点で確認した公表情報に基づいています。今後変更される可能性がある情報については、各公式サイトをご確認ください。