愛知県は、西春日井郡豊山町青山地区で「愛知県基幹的広域防災拠点」の整備を進めています。大規模災害時の救出・救助や物資輸送、広域応援部隊の活動を支える県の中核拠点です。

現在は造成や関連工事が進んでおり、第1期となる消防学校は2029年4月からの運営開始が予定されています。

愛知県基幹的広域防災拠点とは

計画地は豊山町青山地区。県営名古屋空港に近い立地を生かし、災害時には県内外から集まる部隊や物資を受け入れる拠点として整備されます。平常時は消防学校での教育・訓練などにも使われます。

愛知県の計画では、防災拠点、消防学校、警察関係施設、公園などを一体的に整備していく大規模な事業です。

第1期・消防学校は2026年から設計・建設

  • 事業場所:愛知県西春日井郡豊山町青山地区
  • 事業方式:PFI・BTO方式
  • 設計・建設期間:2026年1月~2029年3月
  • 維持管理・運営期間:2029年4月~2049年3月
  • 主な施設:管理・教育棟、宿泊棟、車庫、各種訓練施設、屋外訓練場、駐車場など

消防学校の整備・運営事業者はすでに決定しており、2029年3月までの設計・建設を経て、2029年4月から20年間の維持管理・運営が予定されています。

災害時には救出救助・物資輸送などの拠点に

この施設の役割は消防学校だけではありません。大規模災害が起きた際には、広域応援部隊の活動や救援物資の集積・輸送などを支える基幹的な防災拠点として機能する計画です。

県営名古屋空港に近いことから、陸路だけでなく空路も含めた広域的な災害対応を想定した立地になっています。

2026年も工事と住民説明が進行中

愛知県は2026年も工事状況を公表し、3月や8月には豊山町臨空第2公園を含む事業進捗について住民説明会を行っています。計画はすでに構想段階ではなく、実際の整備工事が進む段階に入っています。

一方、広い事業区域を段階的に整備するため、すべての施設が2029年に一斉完成するという意味ではありません。まず第1期の消防学校などから整備・運用が進みます。

周辺で確認したいのは道路や公園の変化

これほど大きな施設整備では、工事中の交通や完成後の周辺道路、公園利用なども変わる可能性があります。周辺住民や利用者にとっては、施設そのものだけでなく、県や豊山町が公表する道路工事・公園整備・交通規制の情報も確認しておきたいところです。

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