豊田市日南町の旧キユーピー挙母工場跡地で、大規模複合開発「ORINAS TOYOTA(オリナス豊田)」が始動しています。約1.25万坪の敷地に、住宅3街区と商業2街区を整備する計画です。

第1弾として、242戸の分譲マンション「レ・ジェイド豊田テラス」が2026年9月に着工しました。商業ゾーンには食品スーパーなどの生活利便施設が想定されていますが、10月27日現在、具体的な店舗名は公表されていません。

ORINAS TOYOTAの全体計画

  • 所在地:豊田市日南町2丁目1番ほか
  • 旧用途:キユーピー挙母工場
  • 開発面積:約1.25万坪(取得時41,407.24㎡)
  • 住宅街区:3街区
  • 商業街区:2街区
  • 事業主:株式会社エスコン
  • 中央道路・広場「ORINAS TERRACE(仮称)」なども整備予定

工場跡地にマンションだけを建てるのではなく、住宅、商業、道路、広場、緑地を一体的に整備する街区開発です。

第1弾「レ・ジェイド豊田テラス」は242戸

  • 総戸数:242戸
  • 構造:鉄筋コンクリート造・地下1階/地上14階
  • 延床面積:26,569.06㎡
  • 設計:浅井謙建築研究所
  • 施工:福田組 名古屋支店
  • 竣工予定:2029年2月
  • 引渡し予定:2029年3月

2026年9月11日に安全祈願祭が行われ、9月24日に着工が発表されました。今後、プロジェクト発表会や事前案内会などが予定されています。

住宅3街区は現時点で合計647戸の計画

公式サイトでは、レ・ジェイド豊田テラス242戸に加え、B敷地279戸、C敷地126戸が示されており、現時点の計画では合計647戸です。

ただし、B敷地とC敷地は建築確認未取得の計画段階で、今後戸数が変わる可能性があります。確定している242戸と、将来計画の405戸は分けて見る必要があります。

商業ゾーンは食品スーパーなどを想定

2つの商業街区では、食品スーパーなどの生活利便施設を想定した商業ゾーンが計画されています。

一方、10月27日現在、スーパーやドラッグストアなど具体的なテナント名、店舗数、開業時期は公表されていません。今後、事業者発表や大規模小売店舗立地法に基づく届出などで詳細が明らかになる可能性があります。

中央道路と「ORINAS TERRACE(仮称)」も整備

敷地内には並木のある中央道路と、地域住民も参加できるイベント開催を想定した広場「ORINAS TERRACE(仮称)」が計画されています。

住宅と商業施設を並べるだけでなく、周辺からも利用できる歩行空間や交流スペースを組み込む点が特徴です。

新豊田駅徒歩7分・豊田市駅徒歩10分

計画地は愛知環状鉄道「新豊田」駅から徒歩7分、名鉄三河線・豊田線「豊田市」駅から徒歩10分と案内されています。敷地南側には毘森公園があります。

旧キユーピー挙母工場跡地の土壌は「浄化完了」と公表

キユーピー挙母工場は1958年に設立され、2023年9月末に閉鎖されました。その後、エスコンが2025年2月に跡地取得を発表しています。

豊田市が公表した資料では、旧工場で「ふっ素及びその化合物」の報告履歴がありますが、対策状況は「浄化完了(掘削除去)」と記載されています。過去の報告だけでなく、対策が完了していることも合わせて確認する必要があります。

実際にマンションを購入する場合は、販売時に示される重要事項説明や事業者の最新資料も確認してください。

今後注目したい情報

  • 商業2街区に入る具体的なテナント
  • B敷地279戸・C敷地126戸の正式計画
  • 商業施設の開業時期
  • 中央道路・広場の詳細
  • レ・ジェイド豊田テラスの販売スケジュール

参考情報