岡崎市の本宿駅西では、岡崎本宿駅西土地区画整理事業が進行中です。2026年度は仮換地指定の予定年度に当たり、土地の形質変更や建築行為等には、現在も土地区画整理法76条の許可が必要です。
同時に、用途地域・高度地区・準防火地域の変更と「本宿駅西地区計画」の決定に向けた都市計画手続きも進められています。2026年10月26日時点では、これらはまだ最終決定前です。
本宿駅西土地区画整理事業の概要
- 施行者:岡崎本宿駅西土地区画整理組合
- 施行面積:約16.57ha
- 組合設立認可:2024年12月19日
- 事業施行期間:2024年12月19日~2034年3月31日
- 総事業費:約84億1,000万円
組合が2025年4月時点で示した工程では、2026年度に仮換地指定、2026~2030年度に移転・工事、2031年度に換地計画・換地処分、2033年度に登記・清算を予定しています。工程は変更される可能性があります。
2026年10月26日時点では都市計画変更は最終決定前
2026年8月23日に、用途地域・高度地区・準防火地域の変更と本宿駅西地区計画の決定に関する説明会が開催されました。その後、地区計画原案の縦覧期間も設定されましたが、現在の岡崎市公式ページでは縦覧中の地区計画原案・都市計画案はありません。
8月の説明会資料で示されたスケジュールでは、2027年3月の都市計画決定・変更告示を目指しています。したがって、予定されている新しい用途地域等を、現時点の確定規制として扱わないことが重要です。
現在も76条許可が必要
岡崎市が2026年7月23日に更新した案内では、現在76条許可が必要な区画整理事業として、岡崎本宿駅西土地区画整理事業が掲載されています。
地区内で土地の形質変更、建物の新築・改築・増築などを検討する場合は、通常の建築確認だけでなく、区画整理事業との関係を組合・岡崎市へ確認する必要があります。
用途地域変更案は「予定」として確認する
説明会では、駅周辺を近隣商業地域、そのほかの街区を第二種住居地域とする方向などが示されています。また、高度地区・準防火地域・地区計画による追加ルールも検討されています。
ただし、所有地・購入予定地がどの区域に入り、最終的にどの規制になるかは、都市計画決定後の最新図面で地番単位に確認してください。
本宿駅周辺では2026~2030年度の新拠点形成計画も進行
岡崎市は2026年度~2030年度を計画期間とする「本宿駅周辺における新拠点形成による持続可能なまちづくり」を公表しています。土地区画整理や交通基盤整備を通じ、都市機能・商業業務・医療機能などを誘導する方針です。
三井アウトレットパーク岡崎を含む周辺変化は地域を見る材料ですが、アウトレットや区画整理があるから周辺土地の価格が一律に上がるとは判断できません。
所有地・購入予定地で確認したい6点
- 従前地と仮換地の位置・面積
- 現在の76条許可の要否
- 用途地域等が現行か変更案か
- 本宿駅西地区計画の最終決定状況
- 道路・高低差・インフラ整備の進捗
- 売却・保有・建築を行う時期
区画整理中の土地は売買の検討自体はできますが、従前地・仮換地、利用開始時期、清算、工事進捗など通常の土地より確認事項が増えます。組合の最新資料を基準に判断してください。



