2026年9月、愛知県岡崎市内の公園で、白い大型のキノコが大量に発生していることが確認されました。

報道によると、確認されたのは直径約15cmの白いキノコで、その数は約56本。

岡崎市公園緑地課の職員は、毒キノコの「オオシロカラカサタケと思われる」と説明し、見つけても触らず、市へ連絡するよう呼びかけています。

特に注意したいのが、公園で遊ぶ子どもや犬の散歩です。

白く大きなキノコは目立つため、興味を持って触ったり、誤って口に入れたりしないよう注意してください。

岡崎市の公園で約56本を確認

今回確認された白いキノコは、公園の一角にまとまって発生していました。

報道では、直径約15cmのものが約56本確認され、遊具の近くにも生えていたとされています。

子どもが手にする可能性などを考慮し、岡崎市は確認されたキノコを取り除く対応をしています。

なお、どの公園で確認されたのかについては、確認できた報道記事では公園名が明示されていません。

SNSなどで場所を推測して断定するのではなく、岡崎市内の公園や芝生、草地では同様のキノコが生える可能性があるものとして注意するのがよいでしょう。

岡崎市の公園で発生した白い毒キノコへの注意を呼びかけるイメージ

オオシロカラカサタケとは?

オオシロカラカサタケは、初夏から秋にかけて、

・公園
・庭
・芝生
・草地
・畑地

などに発生する大型の毒キノコです。

農林水産省によると、傘はおおむね7~30cm程度まで大きくなり、白色で、成長すると表面に茶色っぽいうろこ状の模様が見られることがあります。

もともとは熱帯・亜熱帯地方に多いキノコですが、国内でも分布が広がっているとされています。

「白いキノコだから安全」ということはありません。

野生のキノコは見た目だけで食用・有毒を判断しないことが重要です。

食べると嘔吐・下痢・腹痛などのおそれ

オオシロカラカサタケを誤って食べると、

・嘔吐
・下痢
・腹痛

など、激しい消化器症状を起こすことがあります。

岡崎市も、種類が分からない野生のキノコについて「食べない」「人に譲らない」よう注意を呼びかけています。

また、

「派手なキノコだけが毒キノコ」
「虫が食べていれば安全」
「加熱すれば毒がなくなる」

といったキノコに関する言い伝えには科学的な根拠がありません。

「触るだけで危険」なの?

ここは誤解しないよう注意が必要です。

今回の報道では岡崎市職員が「基本的には触らないようにしてほしい」と呼びかけています。

一方、オオシロカラカサタケについて、公的資料で主に注意されているのは誤って食べた場合の食中毒です。

そのため、

「触れただけで必ず中毒になる」と断定することはできません。

ただし、子どもが触った手を口に入れる可能性などもあります。

千葉市もオオシロカラカサタケについて、触れた場合には念のため手などをよく洗うよう案内しています。

安全のため、

見つけても触らない。
触れてしまった場合は手をよく洗う。
そのまま目や口を触らない。

という対応が安心です。

なぜ今、大量に発生した?

今回の大量発生について、報道では、気温が高い時期に雨が続いたことが一因とみられています。

オオシロカラカサタケは、公園の芝生や花壇など有機物の多い場所にも発生します。

専門家は、気温が高く雨が続く条件では生えやすくなり、今回の長雨によって大きく育って目立つようになった可能性を説明しています。

そのため、今回確認された場所だけではなく、雨が続いた後の公園や芝生では、別の場所でもキノコが出てくる可能性があります。

子どもと公園へ行くときの注意点

特に小さな子どもは、珍しいキノコを見つけると触ったり、拾ったりする可能性があります。

公園へ行った際は、

・白い大きなキノコに近づかない
・キノコを蹴ったり抜いたりしない
・素手で触らない
・拾って持ち帰らない
・絶対に食べない

ことを伝えておきましょう。

「毒キノコかどうか分からないから触らない」というルールにしておく方が安全です。

犬の散歩も注意

犬を散歩させる場合も、公園や芝生に生えているキノコには注意してください。

特に地面のものを口にしやすい犬の場合は、キノコの周辺へ近づけないようリードを短めに持つなどの対応が考えられます。

万一キノコを口にした可能性がある場合は、自己判断せず動物病院へ相談してください。

公園で見つけた場合は自分で処理せず連絡を

岡崎市公園緑地課は、今回の報道の中で、

「発見した時には触らない」「市役所へ報告してほしい」

と呼びかけています。

岡崎市が管理する公園で危険と思われるキノコを見つけた場合は、自分で抜いたり処分したりするのではなく、市へ連絡するのが安全です。

岡崎市 都市基盤部 公園緑地課 管理係
電話:0564-23-6093

公園では植物を採取しないことも岡崎市の利用上の注意事項として案内されています。

もし食べてしまったら

野生のキノコを食べた後に、

・吐き気
・嘔吐
・腹痛
・下痢
・その他の体調異常

が出た場合は、早めに医療機関へ相談してください。

「少しだけだから大丈夫」「加熱してあるから大丈夫」と自己判断しないことが重要です。

岡崎市生活衛生課も、確実に食用と判断できない野生のキノコは食べないよう注意を呼びかけています。

まとめ|岡崎市内では雨の後の公園・芝生に注意

2026年9月、岡崎市内の公園で「オオシロカラカサタケ」とみられる毒キノコが大量に確認されました。

今回確認されたキノコは市によって除去されていますが、オオシロカラカサタケは公園、芝生、庭など身近な場所にも発生するキノコです。

特に雨が続いた後は、

見つけても触らない。
子どもに触らせない。
犬に食べさせない。
絶対に人が食べない。
公園内なら管理者へ連絡する。

この5点を意識しておきましょう。

岡崎市だけでなく、西三河や愛知県内で公園を利用する際も、見慣れない野生のキノコには十分注意してください。

参考情報

今回の記事は、岡崎市・愛知県・農林水産省および報道機関が公表している情報を参考にしています。

岡崎市|毒キノコによる食中毒にご注意ください
毒キノコの誤食防止や、キノコに関する誤った言い伝えについて岡崎市が注意喚起しています。
岡崎市「毒キノコによる食中毒にご注意ください」

岡崎市|公園を利用する際には注意をお願いします
公園内の植物を採取しないことや、犬をリードにつなぐことなど、公園利用時の注意事項が掲載されています。
岡崎市「公園を利用する際には注意をお願いします」

愛知県|キノコによる食中毒について
野生のキノコを自己判断で食べないことや、キノコに関する迷信について愛知県が注意喚起しています。
愛知県「キノコによる食中毒について」

農林水産省|本当に安全?STOP毒きのこ
オオシロカラカサタケについて、発生場所や特徴、誤食した場合の症状などが紹介されています。
農林水産省「本当に安全?STOP毒きのこ」

メ~テレ|愛知・岡崎市の公園に猛毒“白いキノコ”大量発生
今回、岡崎市内の公園で約56本の白いキノコが確認されたことや、岡崎市職員・専門家の説明が掲載されています。
メ~テレ「愛知・岡崎市の公園に猛毒“白いキノコ”大量発生」

※本記事は2026年9月12日時点で確認できる情報をもとに作成しています。キノコの発生状況や公園の対応は変わる可能性があります。最新情報については岡崎市などの公式発表をご確認ください。