西濃運輸は、現在の大府支店を豊明市栄町元屋敷へ新築移転し、新たに「名古屋南支店」として2027年秋に開設する計画です。

2026年4月9日に地鎮祭を実施し、建物は2027年9月末の竣工予定。敷地面積は20,977.70㎡、延床面積は27,468.81㎡で、倉庫面積は現在の大府支店の約7.5倍へ拡大する大規模な物流拠点となります。

この記事では、開設時期、施設規模、大府支店からの移転内容、国道23号・豊明ICに近い立地、物流拠点として予定されている機能を整理します。

西濃運輸「名古屋南支店」の計画概要

項目内容
施設名西濃運輸 名古屋南支店
所在地愛知県豊明市栄町元屋敷地内
開設予定2027年秋
竣工予定2027年9月末
敷地面積20,977.70㎡
延床面積27,468.81㎡
構造鉄骨造4階建て
トラックターミナル1階・2階
倉庫2階〜4階
倉庫面積14,093.96㎡
移転元西濃運輸 大府支店

注意したいのは、2027年9月末は竣工予定時期であり、具体的な営業開始日ではない点です。西濃運輸は「2027年秋に開設」と発表しており、現時点では開設日の詳細までは公表されていません。

大府支店を新築移転し、倉庫面積を約7.5倍へ拡大

今回の計画は、豊明市に新しい支店を単純に追加するものではありません。現在、大府市北崎町で営業している大府支店を新築移転し、名称を「名古屋南支店」として物流機能を大きく拡張する計画です。

現在の大府支店の倉庫面積1,872.98㎡に対し、新施設の倉庫面積は14,093.96㎡。約7.5倍に拡大します。

2026年10月25日時点でも、西濃運輸の公式営業所・物流センター情報には大府支店が掲載されており、移転前の現在拠点として営業しています。移転後の大府支店跡地・既存建物の具体的な利用方法については、今回の公式発表では明らかにされていません。

トラックターミナルと倉庫を一体化した物流拠点

名古屋南支店は、荷物を集荷・配送するトラックターミナルだけでなく、保管や在庫管理、流通加工まで行う「ロジ・トランス一体型」の物流拠点として計画されています。

  • 1階・2階:トラックターミナル
  • 2階〜4階:倉庫
  • 倉庫保管
  • 在庫管理
  • 流通加工
  • 集荷・配送

管理棟には事務所、乗務員控室、更衣室、応接室、多目的室などを設ける予定です。

設備としては、荷物用エレベーター2基、乗用エレベーター1基、垂直搬送機2基、ドックレベラー、庫内空調設備などが公表されています。

単なる配送拠点ではなく、荷物を受け入れて保管し、必要に応じて加工・出荷する機能まで持たせることが今回の施設計画の大きな特徴です。

なぜ豊明市栄町なのか|国道23号と豊明ICに近い立地

西濃運輸は、移転先の立地について国道23号に面し、伊勢湾岸自動車道の豊明ICにも近いことを挙げています。

この立地により、尾張東部・西三河への配送・集荷に加え、関東・関西方面を含めた全国輸送でもリードタイムを確保しやすい物流拠点になると説明しています。

また、西濃運輸は尾張東部・西三河に集積する自動車関連産業への物流サービス強化を今回の新築移転の目的として示しています。

刈谷・安城・豊田など自動車関連企業が集積する西三河と、名古屋方面を結ぶ位置にある豊明市は、今回の計画では「駅への近さ」よりも、国道・高速道路・大型車両の広域動線が重視された立地といえます。

2026年10月25日時点の進捗

西濃運輸は2026年4月10日に名古屋南支店の計画を正式発表しています。前日の4月9日には地鎮祭を実施しました。

2026年10月25日時点で確認できる西濃運輸の公式情報では、2027年9月末竣工・2027年秋開設という計画に変更を示す新たな発表は確認できません。

今後確認したいのは、具体的な営業開始日、移転作業のスケジュール、大府支店の営業終了時期、移転後の大府支店跡地の扱いです。新しい発表が出た場合は追記する価値があります。

物流施設の記事として見るべきポイント

今回の計画で注目したいのは、「大型物流施設ができるから周辺の土地価格が上がる」という単純な話ではありません。

むしろ、企業が大規模物流拠点を配置する際に、国道23号への接続、豊明ICへの距離、大型車両の動線、広い敷地、自動車関連産業への配送効率を重視していることが具体的に分かる事例です。

豊明市で工場・倉庫用地そのものの条件を詳しく確認したい場合は、開店・開発記事の中で一般論を重ねるのではなく、事業用地を扱う専用記事で確認する方が分かりやすくなります。

豊明市で工場・倉庫用地を考える|道路・用途地域・調整区域の確認ポイント

まとめ

西濃運輸は、大府支店を豊明市栄町元屋敷へ新築移転し、2027年秋に「名古屋南支店」として開設する予定です。

  • 2026年4月9日に地鎮祭を実施
  • 2027年9月末に竣工予定
  • 2027年秋に開設予定
  • 敷地面積20,977.70㎡
  • 延床面積27,468.81㎡
  • 倉庫面積14,093.96㎡で現施設の約7.5倍
  • 国道23号・豊明ICに近接
  • トラックターミナル+倉庫+在庫管理・流通加工を一体化

現時点では具体的な営業開始日と、大府支店移転後の跡地利用は未公表です。今後は2027年の竣工・開設に向けた続報が更新ポイントになります。

よくある質問

名古屋南支店はいつ開設しますか?

西濃運輸は2027年秋の開設予定と発表しています。2027年9月末は建物の竣工予定時期で、具体的な営業開始日はまだ公表されていません。

場所はどこですか?

愛知県豊明市栄町元屋敷地内です。国道23号に面し、伊勢湾岸自動車道・豊明ICにも近い立地とされています。

大府支店はなくなるのですか?

今回の計画は大府支店を豊明市へ新築移転するものです。2026年10月25日時点では大府支店は公式情報に掲載されています。移転後の現在地の利用方法は公表されていません。

どのような物流施設になりますか?

1・2階にトラックターミナル、2〜4階に倉庫を配置し、保管、在庫管理、流通加工、集荷・配送を一体化する物流拠点です。

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参考情報

西濃運輸「27年秋に名古屋南支店を開設」(2026年4月10日公表)
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