三河安城駅南では、土地区画整理事業の中で都市計画道路「3・4・71号 駅前中央通り線」の整備が進められています。
今回の事業区間は延長262m・幅員20m・2車線で、2025年7月18日に都市計画道路事業として認可されています。道路事業の施行期間は2030年3月31日までです。
駅前中央通り線の整備内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 路線名 | 3・4・71号 駅前中央通り線 |
| 整備区間 | 三河安城駅南土地区画整理区域内 |
| 延長 | 262m |
| 幅員 | 20m |
| 車線数 | 2車線 |
| 事業認可 | 2025年7月18日 |
| 事業施行期間 | 2030年3月31日まで |
三河安城駅南土地区画整理事業そのものは、箕輪町昭和・唐生の各一部、約17.67haを対象に進められており、道路事業の期間と土地区画整理事業全体の期間は同じではありません。
2026年は基盤整備が進んでいる段階
三河安城駅南では、調整池や雨水管渠などを含む基盤整備が進められています。完成した街区に建物が並び終わった段階ではなく、道路・宅地・公共施設の基盤を形成している途中と見るのが適切です。
工事工程や供用時期は今後変更される可能性があるため、土地売買や建築を検討する場合は、その時点の安城市・土地区画整理組合の最新情報を確認する必要があります。
歩道橋も計画されているが、詳細は未確定部分がある
安城市の実施計画には、駅前中央通り線の道路整備とあわせて歩道橋整備が位置付けられています。
一方、2026年10月26日時点で一般公開されている資料からは、歩道橋の最終的な接続位置や詳細な構造まで確認できません。「駅と商業施設が歩道橋で直結する」など、未公表の内容を前提に判断しないことが重要です。
道路整備=土地価格上昇ではない
幅員20mの道路が整備されることは地域の交通条件を考える材料になりますが、それだけで沿道・周辺すべての土地価格が上がるとは限りません。
道路沿いの土地では、間口、交差点との位置、車両出入口、中央分離帯や歩道の形状、用途地域などによって使いやすさが変わります。住宅地では、交通量・騒音・通学動線など別の評価要素もあります。
区画整理区域内の土地所有者が確認したいこと
- 対象地が土地区画整理区域内か区域外か
- 従前地と仮換地の関係
- 将来の前面道路と土地形状
- 間口・接道・車両出入口
- 用途地域と建築可能な用途
- 使用収益開始時期
- 組合・市への届出や手続きの要否
- 現在売却した場合の手取りと保有コスト
「道路完成まで待てば高く売れる」と先に決めず、現在の土地条件と将来計画を分けて整理し、売却・保有を比較することが重要です。
商業施設計画は別記事で確認
駅前中央通り線東側の約4.7haでは商業事業者の選定も進められていますが、これは道路整備とは別の事業です。カインズ・大和ハウス工業の選定状況などは、商業施設計画の記事で分けて整理しています。



