安城市高棚町では、県道296号小垣江安城線のバイパス整備が進んでいます。安城市は、工事に伴い2026年8月3日から2027年3月末まで(予定)、高棚町地内で終日通行止めを実施すると案内しています。
高棚北IC周辺は安城市の企業立地推進計画で産業ゾーンに位置付けられていますが、ICやバイパスに近いだけで土地を工場・倉庫用地として使えるわけではありません。 市街化調整区域、農地、道路幅員、土地面積などを個別に確認する必要があります。
県道296号小垣江安城線バイパス工事の現在
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 路線 | 県道296号 小垣江安城線 |
| 工事場所 | 安城市高棚町地内 |
| 通行止め | 終日 |
| 期間 | 2026年8月3日~2027年3月末予定 |
| 施工 | 愛知県 |
通行止め期間は工事状況等によって変更される可能性があります。通行・土地利用を検討する場合は、安城市・愛知県の最新案内を確認してください。
高棚北IC周辺は「産業ゾーン」だが、現状は農地も多い
安城市企業立地推進計画では、高棚北IC周辺を産業ゾーンとして整理しています。一方、計画資料では、産業ゾーン内に住宅地や駐車場が点在し、農地が約9ha・ゾーン全体の約49%を占めるとされています。
また、国道23号・県道296号以外の道路は概ね幅員6m未満と整理されています。つまり、まとまった土地があっても、県道までの進入経路や大型車両の通行条件が重要になります。
ICに近くても自由に工場・倉庫を建てられるわけではない
高棚町には市街化調整区域や農地が含まれます。工場・研究所等の開発を検討できる制度がある場合でも、対象区域、業種、敷地面積、道路など複数の要件を満たす必要があります。
そのため、「高棚北ICに近い」「新しい道路ができる」という理由だけで、事業用地として利用可能と判断するのは危険です。具体的な地番をもとに、都市計画・農地・開発許可・道路条件を確認する必要があります。
農地は先に造成しない
農地を所有している場合、将来の事業利用を期待して先に盛土・造成・舗装等を行うのは避けた方が安全です。農地転用、農業振興地域、市街化調整区域、開発許可、排水計画などの条件によって希望用途が実現できない場合があります。
まず利用可能性と売却先候補を確認し、その後に必要な測量・造成・整備の範囲を決める順序が重要です。
高棚町の土地所有者が確認したい6項目
- 高棚北IC・県道296号・国道23号との位置関係
- 市街化区域か市街化調整区域か
- 田・畑など農地の場合の指定・転用条件
- 前面道路幅員と県道・国道までの進入経路
- 土地面積・間口・形状・高低差
- 現在売却した場合の手取りと保有を続けた場合の負担
バイパス完成を待てば必ず高く売れるとは限りません。道路整備の将来予測と、現在の土地条件・売却条件を分けて比較することが重要です。



